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DEMOLITION WORK解体工事とは?

解体工事とは?

当社では、木造・鉄筋コンクリート造の戸建て住宅、アパート、マンション、ビル、工場、複合施設、学校などを対象に、解体工事全般を請け負っています。工事の内容は、1棟丸ごとの解体から、アスベスト除去工事、内装解体工事、スケルトン工事、廃棄物運搬、解体足場の組み立てなどがあり、解体工事に関するあらゆる業務に対応しています。
解体工事をする場合、まずは現地調査を行い、見積もりを作成します。その後、諸官庁への届け出をし、次に近隣へのご挨拶回りをします。解体工事では騒音・振動・埃等で、近隣の住宅にご迷惑を掛けるため、工事の前には丁寧な挨拶まわりを行っています。
準備が整ったら解体足場を組み、いよいよ解体工事を始めます。
1棟丸ごと解体する場合は、主に重機を使って解体を行いますが、アスベスト除去工事や内装解体工事、スケルトン工事では、電動ブレーカーやドリルなどを使ったはつり工事も行い、手動でコンクリートの壁を壊したり、除去したりします。
解体工事の業務に必要な資格には、「ガス溶接技能講習」「玉掛け技能講習」「高所作業車運転技能講習」「足場の組立て等作業主任者技能講習」「石綿(アスベスト)取扱い作業従事者の特別教育」「フルハーネス型安全帯(墜落制止用器具)特別教育」などがあります。

HEAVY EQUIPMENT重機オペレータ・回収運搬業務

重機オペレータ・回収運搬業務

解体工事で使われる重機は油圧ショベルです。油圧ショベルにはさまざまなサイズがあり、狭い土地での解体作業や小規模な木造家屋には全長4mほどのミニサイズのバックホーが使われます。アパートや工場など鉄筋コンクリート造の解体には、全長7~9mのさらに大きな油圧ショベルが使われ、大型のビルやマンションなどの階数の高い建物を取り壊す際には全長10m以上のロングアームなどの重機が使われます。大規模な解体工事の場合には10階以上のビルや、3000坪に広がる工場群などの解体もあり、解体期間も半年から1年くらいかかるものもあります。
解体工事には重機による作業だけでなく、廃棄物の回収運搬業務もあり、工事で発生した建材やガラなどの廃棄物をダンプに乗せて処分場まで運搬します。当社では現場作業員が重機やダンプ運搬の業務を行っており、重機を扱う場合は「車両系建設機械(解体用)運転技能講習」「車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習」などの資格が必要です。またダンプの運転には「大型車免許」が必要です。

SITE DIRECTOR解体工事施工技士・現場監督の業務

解体工事施工技士・現場監督の業務

当社では、現場の工事を下請け業者にお願いし、社員が現場監督として現場の管理業務を行う場合があります。現場監督はその日の作業の段取りを決め、作業員の方たちに指示を出し、現場の工事を遂行します。現場監督として取得しておくべき資格は、「解体工事施工技士」「建築士」「建設機械施工技士」「土木施工管理技士」「建築施工管理技士」などです。